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サカナクション「怪獣」のテレビフルバージョン披露が素晴らしすぎた!ミュージックステーションドリームライブ2026年4月3日放送

ライブ

2026年4月3日のミュージックステーションドリームライブでサカナクションが「怪獣」をフルバージョン披露しました。

2025年最高傑作だとされていたサカナクション「怪獣」。紅白歌合戦にも12年ぶりに出場しましたが実は「怪獣」をフルバージョンで地上波テレビで披露するのは初めてでした。

そもそも、なぜ紅白でフルバージョンをしなかったのか?と疑問を感じていたのですが(「怪獣」はNHKで放映していたアニメ「チ。」のオープニングテーマで、NHKでの特別番組にてフルバージョン演奏する予定が歌詞が出来上がらなかったためにアニメバージョンでの演奏にとどまった逸話があります。アニメが始まったタイミングでのリリースも間にあわなかったことでも話題になりました)

「怪獣」のフルバージョン披露のすばらしさ、「怪獣」はフルでやるべき曲だってことを語る前に少し当ブログ管理人とサカナクションについて話をさせてください。

当ブログ管理人は「深海」の「魚民」です

サカナクションが好きです。どのくらい好きかっていうと、かれこれ10年以上も前から好きです。

2012年8月にリリースされた「夜の踊り子」をMステで見たときの衝撃たるや!雷が落ちたのと同じくらいの衝撃でした。そもそも、Mステを見ていたのは、確かナオトインティライミ目当てで見ていたのですが、そこにサカナクションも出ていて偶然見かけたのでした。

その際披露した「夜の踊り子」は、サビからウォオ・オォオのところが東京モード学園のCMに使われており、「高音の男性ボーカルって珍しいな」とフックはあったのです。それから、めざましテレビなどで「アルクアラウンド」のMVがどこかの賞を取ったとかで、そういったトピックを耳にはしていたのですが、実際「サカナクション」の姿形を見ることはありませんでした。

なぜなら、そのころ、よく耳にする「サカナクション」は、勝手に【若い子達のミュージシャンなのだろう】と思い込み、バンドメンバーは髪の色はカラフルで尖って奇抜で、それぞれの名前も、英語表記のわからん名前の連中だ、と決めつけていたのです。

つまり、私には無関係な若者のパリピバンドだと思っていたのです。

全員 純日本人の 全員 漢字表記の真面目な連中。音楽好きの兄ちゃん姉ちゃん、だったサカナクション

それが、です。それが。

ミュージックステーションでたまたま見た「サカナクション」は、全員黒髪の、本名の、漢字表記の、なんなら「山口一郎」っつー、めちゃくちゃシンプルな名前の(ごめん一郎さん)方々だったものだから、衝撃!純和風!!!パリピとは正反対の方々だった・・。

今思えば、そのギャップにやられました。私が勝手に作っていたサカナクションのイメージが全く合っていなかったものから、余計に衝撃でした。

今思えば、よく一郎さんが口にする「良い違和感」をあのとき既に体現しているような衝撃がありました。

そのときの「夜の踊り子」も、フルコーラスではなかったけれど、暗いライティングで一郎さんの高音が響くすばらしいステージでした。(このときの映像は今でも残しています)

男性の裏声、高音のサビはキャッチーで、インパクトのある楽曲でした。

さて、長くなりそうなので、端折りますが、それからサカナクションのファンクラブにも入り、ライブには地元2Days両日のみならず、幕張メッセや都内のライブ、初日、千秋楽にも行き、完全なる「魚民」になったわたくし。

スクールオブロックも録音し、タイムリーにツイッターで「魚民たち」と戯れ、「ミュージック」や「ユリイカ」だったか「さよならはエモーション」だったかで歌詞ができずに一郎さんが苦しみ、泣きながらラジオで曲紹介したときも一緒に涙したものです。

が。自分のライフスタイルが変わっていき、気軽にライブなどに行けなくなったこと、アーティスト側も度重なるリリースの遅延やライブよりもクラブイベントが増えていったこと、一郎さんの体調不良や音楽人よりも文化人に見えてきたことで、なかなかサカナクションのトピックを追えなくなってしまったここ数年。

ツイッターでは古参ファンが、コミカルな一郎さんの言動や実験的な挑戦を良しとせず(Eテレで音楽コント番組みたいのやってたし)、また売れてしまって遠くに行ってしまったサカナクションを嘆くファンも出てくる中、今回の「怪獣」です。

もともと、サカナクションは自らをアンダーグラウンドと自覚しつつ、オーバーグラウンドも必要だと割り切りながらも、その間で揺らぐバンドでした。

だから、国民的ヒット曲のあるバンド、というよりも、音楽好きや感度の高い人たちに深く刺さる系の楽曲が多く、これまでも映画主題歌やドラマに起用されてたとしても、それほどハネはしませんでした。

しかし、「怪獣」は違いました。

もともと、アニメの「チ。」の世界観が独特で、歴史背景や宗教観など、描くには難しく重いテーマでした。夜の描写が多く、知性と暴力が入り混じったサスペンス要素の高いダークな世界観。この世界観はサカナクションにとてもマッチしていました。(チ。の作者「魚豊さん」は元々サカナクションのファンで、「怪獣」を聞いたとき「勝った!」と思ったそう)

そのうえで、「怪獣」の楽曲制作において、一郎さんは鬱病を発症し、歌詞ができず1年も時間を要しました。もともと、一郎さんの歌詞制作は時間がかかることはファンは知っていて、今までもリミットギリギリで出来上がる、または、出来上がらずリリースを延期することもしばしありました。が、闘病をしながらの今回の制作はまた別。

一郎さんのみならず、関係者みんなが頭を抱え、悩み、苦しんで、生まれた楽曲です。

アニメの初回放送は2024年10月5日だったにも関わらず、「怪獣」のリリースは2025年2月20日(木)。アニメ版では、出来上がっている前半部分だけ起用されました。

放映を開始しても、楽曲のフルバージョンが配信されないものだから、ファンもアニメを見た人みんな「怪獣が聞きたい!!」となり、ようやく配信が開始すると爆発的に視聴数が上がったのです。結果的には功を奏したことになります(が、過去アネッサのCM曲に起用された「多分、風」がありましたが、あの楽曲もCMが放送されている最中はリリースできず、発売がズレたことがあります。結果、タイミングがズレてしまった感がありました)

しかし、「怪獣」での音楽番組での披露はNHKのみ。紅白歌合戦でもフルバージョンではなかった

2025年を代表するヒット曲になった「怪獣」であったにも関わらず、音楽番組や年末の音楽特番などには全く出演しませんでした。地上波で演奏したのはNHKの「チ。」関連の特別番組と山口一郎の闘病に密着したドキュメンタリー「山口一郎“うつ”からの再出発」(NHK)でのみ。

NHKのアニメ主題歌であることもあるので、NHKとどういう契約になっているのか、はたまた一郎さんの体調の問題かはわかりませんが、通常の新曲が出たときに行うようなプロモーションは全くありませんでした。ミュージックステーションにもCDTVライブライブにも、年末の音楽特番にも出演はなし。もちろん、レコード大賞へのノミネートもなし。

そんな中迎えた2025年紅白歌合戦。ここで「怪獣」のフルバージョンが聴けると思ったのに、「新宝島」の2曲の披露になったためか、ここでもフルバージョンでの演奏はなかったのです。(2025年の紅白歌合戦の感想はまた別の記事でします)

しかし、紅白の放送や、年明けの「EIGHT-JAM【新年恒例 プロが選ぶ2025年マイベスト10曲】」(2026年1月11日・1月18日放送)で、3人中2名(蔦谷好位置・川谷絵音)が「怪獣」を1位にしたことで、年が変わっても「怪獣」の再生数は増えていきました。

そこから2カ月が過ぎ、やっと出演したミュージックステーション ドリームライブ 3時間スペシャルの中で、やっとやっと「怪獣」はフルバージョンで演奏されたのでした。

「怪獣」はフルバージョンで絶対聞いてほしいの!

サカナクションの楽曲の多くは1音1音、丁寧に作られているものが多いですが、特に「怪獣」は「怪獣」は本当に緻密にできている楽曲です。変則的な構成なので、通常の1番、2番と区切れないのです。だからこそ、フルバージョンで聞いてほしいのです。

後半に向かってどんどんと疾走感が増して、高ぶっていく感じや最後のコーラスなどフルで聞いてこそ感じる高揚感があります。(「さよならはエモーション」を彷彿させます)

そうだ、YOASOBEの「アイドル」みたいに、フルで聞いても飽きないんです。毎回違う音に会える、といいますか・・。

で、満を持してやっと放送されたフルバージョンMステスーパーライブ

結果的に「怪獣」がフルバージョンでテレビでパフォーマンスしたのは、2026年4月3日に放送されたミュージックステーションドリームライブ春の3時間30分スペシャルでした。実に発売から1年以上経ち、次の新曲もリリースされたタイミングで新曲「いらない」と「怪獣」の2曲続けてのパフォーマンスとなりました。

サカナクションは毎回、Мステのステージは演出にこだわり、過去もクラブ風にしたり、ファンを入れたり、ギミックを入れたり、80年代風にしたり、MVの再現をしたり・・とステージで遊んできました。

今回のパフォーマンスも期待をしていたのですが、古参ファンとしては「一郎さん、、毎回Mステで歌詞間違えるけど大丈夫だろうか?」とか「体調は大丈夫だろうか」とか、そんな不安もありながら少々ハラハラした気分で見ていました。

テレビ朝日が新設したTOKYO DREAM PARK有明からのパフォーマンスでした。

「いらない」パーツでは、エレベーターを使ってテレビ朝日から有明まで移動したかのような演出を、「怪獣」ではファンに360度囲まれたステージで熱唱しました。

そう、これだよ、これ!見たかった「怪獣」のパフォーマンスは!

凝った演出やステージ上のセットはなく、ファンと一緒に単純にライブをする「怪獣」。

前半とは異なる後半のアレンジや「でもこの未来は・・」から高ぶっていく感じ。うぉー!となったのは最後のランランラララン!のコーラスです。メンバーが歌うこの部分がもしかしたらサビなのかも?と感じるくらいゾクゾクします。同じ繰り返しなのに、毎度演奏が異なり、どんどん高まっていく感じ。フルバージョンだからこそ知れる本物の「怪獣」なのです。

上から見ると、四方にドラム、ギター、ベース、キーボードが配置されていてボーカルに向いており、上から見るとMステのマークのようになっているのもグッときました。

とにかく、数年ぶりに真正面から受け取ったサカナクションは、以前と変わっていなかった。いや、さらに素晴らしくなった彼らを見て、誇らしくなったのです。

MUSIC AWARDS JAPAN、あるんじゃないか?!

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